ブレイブハート
映画「ブレイブハート」のセリフで英語を学ぼう。
斬り口
本当の意味で生きる
問題
下線部の意味は次のどれですか。
1. 誰もが本当の意味で生きていない。
2. 誰もが本当の意味で生きているわけではない。
3. 誰もが本当の意味で生きている。
4. 誰もが本当の意味で生きていないわけではない。
Every man dies.
Not every man really lives.
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語彙
-
- die
- [動詞] <SV> 死ぬ
-
- live
- [動詞] <SV> 生きる
-
- really
- [副詞] 本当に
解説
英文法
部分否定
not + [強い意味の形容詞・副詞] = 部分否定「〜というわけではない」
not はそれほど強い否定語ではありません。そのため、not は後ろに強い意味の言葉が続いてしまうと、否定しきれなくなってしまうのです。
not + 「すべて」という強い意味の形容詞
Not + every man really lives.
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したがって、「すべての人が本当に生きているわけではない」という意味になります。否定するのは一部だけで、全部ではありません。「すべての人が本当に生きていない」と完全否定に訳さないように注意しましょう。
では選択肢を検討してきましょう。
×1. 誰もが本当の意味で生きていない。
「誰もが〜いない」が完全否定になってしまっています。ここは部分否定でないといけません。
○2. 誰もが本当の意味で生きているわけではない。
「誰もが〜わけではない」と部分否定で訳しています。
×3. 誰もが本当の意味で生きている。
そもそも否定語が出てこないので駄目です。
×4. 誰もが本当の意味で生きていないわけではない。
「いないわけではない」と否定の否定になっています。二重否定は肯定なので、これも駄目です。
解答
2. 誰もが本当の意味で生きているわけではない。
対訳
Every man dies.
誰もが死ぬ。
Not every man really lives.
しかし、誰もが本当の意味で生きたとは言えない。
補足
DVD版「ブレイブハート」では以下の字幕になっていました。
Every man dies.
人は皆死ぬ。
Not every man really lives.
誰もが悔いを残して。
「誰もが悔いを残して」という訳は、完全否定で解釈しています。字幕の都合上もあるのでしょうが、ここは部分否定で解釈しないと元の英語と意味が食い違ってしまいます。
どこまで元の意味に忠実に訳すのかという問題もあると思います。みなさんもどう訳すのがよいのか、考えてみて下さい。

