ティム・バートンのコープスブライド
映画「ティム・バートンのコープスブライド」のセリフで英語を学ぼう。
斬り口
死ぬほどしたがっていること
問題
下線部はどのような意味でしょうか?
場面:死体の花嫁が死者の世界から生者の世界に行きたいと言っています。
Corpse Bride : We need to go up. Upstairs?
To visit the land of the living.
Gutknecht : Land of the living? Oh, my dear.
Corpse Bride : Please, Elder Gutknecht.
Gutknecht : Now, why go up there,
when people are dying to get down here?
~~~~~~~~~~~~
語彙
-
- corpse
- [名詞] 死体
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- bride
- [名詞] 花嫁
-
- upstairs
- [副詞] 階上へ
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- visit
- [動詞] <SVO> 〜に行く
-
- the living
- [名詞] 生者
-
- elder
- [名詞] 長老
-
- when
- [接続詞] 〜なのに
解説
下線部はよく使われる熟語です。覚えておきましょう。
英熟語
<be> dying to V
死ぬほど〜したがっている
... people are dying to get down here
~~~~~~~~~~~~
「人々は死ぬほどここに降りて来たがっている」
get down「降りて来る」というのは、「死者の世界に降りて来る」という意味で使われています。場面の説明にあるように、死者の世界、生者の世界の話をしており、go up が「生者の世界に行く」、get down が「死者の世界に行く」という意味です。これは最初の Corpse Bride のセリフからもわかります。
We need to go up.
~~~~~
||
To visit the land of the living.
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
go up 「上に行く」だけでは意味がわかりにくいので、「生者の世界に行く」とはっきり言い直しています。であれば、その対義語である get down は「死者の世界に行く」という意味だとわかるはずです。
先程の訳を「死者の世界に降りてくる」に変更すると、
... people are dying to get down here
~~~~~~~~~~~~
「人々は死ぬほど死者の世界に来たがっている」
「死者の世界に来る」というのは、つまり「死ぬ」ことなので、
「人々は死ぬほど死にたがっている」
「死ぬ」ことに対して <be> dying to「死ぬほど〜したがっている」という言葉を使っているのが面白い点です。
また、このセリフにはもう一つの解釈の仕方があります。
S V
... people are dying <to get down here>
~~~~~~ ~~~~~~~~~
be dying to という熟語ではなく、be dying と to ... という2つの部分に分けて考えます。die は「死ぬ」という意味で、進行形 are dying になっているので、「死につつある」と解釈します。前置詞 to は目的や運命を表すので、「死者の世界へ」という意味だと解釈できます。つまり、
S V
「人々は <死に向かって> 死につつある」
~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~
とも解釈できるわけです。
解答
「死ぬほど〜したがっている」という意味と「〜に向かって死につつある」という意味
対訳
Corpse Bride : We need to go up. Upstairs?
コープスブライド : 地上の世界へ行きたいの。
To visit the land of the living.
生者の世界へ。
Gutknecht : Land of the living? Oh, my dear.
ゴットネイト : 生者の世界? あきれたな。
Corpse Bride : Please, Elder Gutknecht.
コープスブライド : お願いよ。
Gutknecht : Now, why go up there,
ゴットネイト : 皆死ぬほど地下へ
when people are dying to get down here?
来たがってるというのに

